空き家の電気代はいくら?空き家の維持にライフラインは欠かせません!

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空き家の電気代はいくら?空き家の維持にライフラインは欠かせません!

空き家の管理費に、電気代や光熱費がかかることをご存知でしょうか。
「誰も住んでいないのになんでかかるの」と疑問に思われる方は多いでしょう。
そこで今回は、空き家を管理する際のライフラインの費用についてご説明します。
これから空き家を管理される方はぜひご参考にしてください。

□空き家に電気代ってかかるの?

結論から言うと、一度も電気を使わなかったとしても電気代はかかります。
その理由は、電気を使わなかったとしても最低料金を支払う必要があるからです。
契約している電気会社によりますが、たとえば東京電力では電気を一度も使わなかった場合には基本料金の半額を支払わなければなりません。
このような基本料金制が採用されている電力会社は以下の通りです。

・北海道電力
・東北電力
・北陸電力
・中部電力
・九州電力

これらの電気会社では、従量料金はかからずに基本料金を支払います。

しかし、これらすべての電力会社が東京電力のように一度も使用していない場合、必ず半額になるわけではありません。
そのため、気になる方は自分の契約している電力会社のホームページを見て一度確認しておきましょう。

また、以下の電力会社では最低料金制を採用しています。

・関西電力
・中国電力
・四国電力
・沖縄電力

最低料金制では、電気を一度も使わなかった場合にも決められた最低料金を支払う必要があります。
この最低料金は電気会社によって異なるので確認しておくと良いでしょう。

□電気以外のライフラインにかかる費用はどれくらい?

続いては空き家の光熱費や水道代にかかる費用をご説明します。

「空き家の電気や水道などを使った覚えがないのに使用料金が加算されている。」
このような経験はありませんか。
これは温水便座や冷蔵庫のコンセントを差したままであったり、水道凍結防止用ヒーターや浄化槽のエアポンプが稼働していたりすることで起こります。

人が住んでいない場合は要らないコンセントはすべて抜き、部分的にブレーカーも落としておくと空き家の維持代を節約できます。

また、空き家といっても所有者には清潔に管理する義務があるので清掃や通水を疎かにはできません。
空き家を管理される方は建物を良好な状態に保つために必要最低限水道代や光熱費がかかることを念頭に置いておきましょう。
 

□まとめ

今回は空き家の管理にかかる電気代や光熱費をご説明しました。
適切に空き家を管理するために、住んでいなくてもこれらライフラインの費用は必須です。
当社では空き家の売却を検討されている方のご相談も承っております。
空き家の管理にお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

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