近年空き家問題が問題視されていましたが、状況は依然として深刻です。
そのため、空き家を所有している方や今後所有する可能性のある方はその解決方法を知っておく必要があると言えます。
そこで今回は
空き家問題とその解決策について主に解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□空き家問題の現状について
空き家率は、統計を取り始めた1963年以降一貫して上昇し続けており、1963年に2.5%だった空き家率は2003年に9.8%、2018年に13.6%と推移しました。
空き家問題の対象となるのは、貸しにも売りにも出されていないが長い間居住者が不在の住宅で、かつ別荘やセカンドハウスではない住宅です。
国土交通省が調査した「空き家所有者実態調査」を参照すると、空き家問題の現状が見えてきます。
以下が調査結果の一部です。
・空き家の反芻以上が腐朽、破損箇所を抱えている
・空き家のおよそ4割は最寄りの鉄道駅から2km以上の距離がある
・空き家を取得した際に名義変更や新たな登記を行っていないケースが2割ほどある
・売却や賃貸市場において「そもそもの買い手、借り手が少ない」という課題がある
日本は2008年をピークに人口が減り続けています。
そのため、空き家問題はさらに深刻化することは間違いないでしょう。

□空き家問題の解決策とは?
国全体で空き家問題に取り組むことも重要ですが、個々人が取り組めることもあります。
以下では、個人単位での解決策をご紹介します。
1つ目の解決策は、空き家の売却です。
その他の解決策よりも手間がかからないため、空き家問題の早期解決にはうってつけです。
築数十年が経過しているとそこまでの売却代金を得られない場合もありますが、管理費用が今後かさむことを考えると良い選択肢でしょう。
2つ目の解決策は、空き家を活用して家賃収入を得る方策です。
オフィス街が近い、主要駅から近いなどの好立地の場合は、リフォームをしてから賃貸物件として貸し出すのも方法の1つです。
元が空き家でも、しっかりリフォームすれば人気のエリアではすぐに入居者が見つかる可能性もあります。
ただ、リフォーム費用が初期投資として必要なので、ご自身の予算との兼ね合いを考える必要があります。

□まとめ
本記事では、空き家問題とその解決策について解説しました。
空き家は放置せずに、解決策を講じるようにしましょう。
弊社では、売買や賃貸をはじめとした総合的なサービスを展開しております。
空き家のことでお悩みの方はぜひ気軽にご相談いただき、ベストな選択肢を模索していければと思います。