今後も増加が予想される空き家ですが、空き家問題にもやはり原因があります。
その原因というのは、高齢化の進行と管理方法の問題です。
そこで今回は、空き家が増えてしまう原因や処分方法について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□空き家が増えてしまう原因とは?
空き家の多くは親から子どもたちが相続した実家であり、実家には家族との思い出が残されているため、処分することに抵抗がある方も多いのです。
実は、こういった心理的側面が空き家問題の原因の一つだったりします。
高齢になった親が老人ホームに転居して実家が空き家になった場合も、空き家の活用にはいくつもの壁があります。
例えば、最期は我が家で過ごしたいと思っていたり、認知症により適切な判断ができなくなってしまっているといったものです。
子どもから売却するよう説得しても、同意してくれるご両親はそう多くありません。
また、子どもが実家を相続した後にも問題が生じます。
子どもたちが実家から離れて住んでいるケースも多く見られ、空き家の処遇をどこに相談すれば良いのか分からずにいるのです。
さらに、子どものうち1人が方針を決めても、反対意見が出て、揉めてしまうケースも多々あります。

□空き家を処分するには?
では、空き家を処分するにはどうすれば良いでしょうか。
*リフォームして売却する
そのままでは買い手や借り手がつかなくても、需要がある建物にリフォームすることで売却できる場合があります。
空き家のリフォームとして一般的なのが賃貸住宅です。
リフォームの際には借り手の家族構成や年齢をイメージし、求められている物件がどんな物件かを想像することが重要です。
ただ、リフォームには時間や費用がかかるため慎重な判断が求められます。
不動産管理業者への管理委託も視野に入れて一度相談してみましょう。
*リフォームせずに売却する
空き家に買い手がつくような状況であれば、売却してしまうのが最も手軽な方法です。
空き家が早く売れれば固定資産税の総額も少なく済み、リフォーム費用も必要ありません。
空き家を解体して更地にするかどうかは、建物の状態を見て決めることをおすすめします。

□まとめ
今回の記事では、空き家が増えてしまう原因や処分方法について解説してきました。
空き家の管理には手間も費用もかかるため、なるべく早急に売却することをおすすめします。
また、空き家に関するお悩みがあれば、ぜひ当社にご相談ください。
売却・買取・賃貸・活用などから最善の選択肢を提案いたします。