実家を売る際、気になるのが「どれくらいの値段がつくかどうか」ということではないでしょうか。
ただ、相場を知りたいと思っても調べるのが大変ですよね。
そこで今回は、実家を売る際に相場を知る方法について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□実家を売る前に相場を確認する方法とは?
不動産サイトで売却価格を調べる方法もありますが、まずは固定資産税評価額を参考に相場を確認する方法をご紹介します。
固定資産税評価額は、毎年自治体から送られてくる「課税明細書」に記載されています。
課税明細書が見当たらなければ、市区町村役場に出向いて調べても良いでしょう。
「課税明細書」には、土地と建物の価格が分かれて載っています。
まず土地については、評価額が相場のおよそ7割の額であると言われています。
つまり、「土地の固定資産税評価額」を0.7で割ってあげればおおよその相場を掴めるというわけです。
ただし、都心や駅近の住宅地なら、相場よりも高値が付く可能性があり、逆に条件が悪いときは、相場より安くなるかもしれないことに注意しましょう。
建物については、実際の査定額よりも固定資産税評価額のほうが安く見積もられていることが多くなっています。
ただし、木造住宅の場合は相場の価格と固定資産税評価額の関係が逆転するのが一般的です。

□相場を確認するその他の方法とは?
*不動産鑑定士に鑑定を依頼する
上記で紹介した方法のほか、不動産鑑定士に鑑定を依頼する方法があります。
不動産鑑定士の資格は国家資格でもあるので、信頼度の高い評価額と言えます。
なお、不動産の鑑定費用は、安い場合で10万円から20万円、やや高い場合で60万円から70万円といったところです。
*不動産会社に査定を依頼する
ここまで色々な方法を紹介してきましたが、不動産会社に査定を依頼するのが手間も費用もかからない方法です。
多くの不動産会社が無料で査定を行っており、当社では出張査定も行っています。
現地まで出向いて土地や建物の状態、周辺環境などを調査するので、大まかな相場を知るのに役立つでしょう。
また、出張査定が難しい場合でも、図面や登記簿謄本などを確認した上で、不動産相場を加味しながら査定額を算定することも可能です。

□まとめ
今回の記事では、実家を売る際に相場を知る方法について解説してきました。
実家を売る際に相場を知りたいという方は、ぜひ不動産会社による査定をご検討ください。
また、相続物件に関するお悩みがありましたら、ぜひ当社にご相談ください。