相続した実家を賃貸に出すメリットとデメリットをご紹介!

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相続した実家を賃貸に出すメリットとデメリットをご紹介!

親が老人ホームに入所している方や実家を相続した方の中には、実家を賃貸に出して収入を得たいと考えている方もいらっしゃいます。
そこで今回は、実家を賃貸に出すメリットとデメリット、賃貸を検討すべきケースについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

□実家を賃貸に出すメリットとデメリットは?

まずは、実家を賃貸に出すメリットとデメリットの両方を見ていきましょう。

*メリット

実家を賃貸に出すメリットは以下の通りです。

・家賃収入を得られる
・建物の劣化の進行を防げる
・空き巣対策になる
・家賃収入を実家の管理費用にあてられる

ご両親が老人ホームにいる場合、親の介護費用に使えたり、実家の維持費用がまかなえます。
また、誰かに住んでもらうことで治安も維持できますし、建物や庭に問題が生じてもすぐに対応できます。
空き家の状態よりも、近隣住民への不安や影響を避けられるでしょう。

*デメリット

一方、デメリットは以下の通りです。

・一度賃貸に出すと、貸主の都合で解約するのは困難
・苦情対応や入金管理などの手間が生じる
・賃貸時のリフォーム費用や原状回復費用がかかる
 

□賃貸に出すことが検討されるケースとは?

1つ目のケースは、「将来的に実家に住みたいと考えている」ケースです。
いずれ実家で暮らしたいと思っていたり、そう思うかも知れないと考えていたりする場合、それまでは実家は売却せずに保持していかなければなりません。
賃貸に出すと、家賃収入で維持費をまかないながら管理を続けられるので、賃貸が検討されやすいです。

2つ目のケースは、「想定よりも期待できる賃料が高かった」ケースです。
人気が高い有名エリアや駅近の好立地など、利便性の高さがはっきりしていなくても、賃料の査定をしてみると想定より高額な結果が出ることがあります。
賃料査定は無料でしてもらえることが一般的です。
査定をして想定賃料を確認しておくことで、売るタイミングを見直したり、実家をリノベーションするきっかけになります。

3つ目のケースは、「実家に荷物があまり置かれていない」ケースです。
実家に家具、家電などの荷物がそのまま置かれている場合、貸し出すためにはこれらを処分するか、どこかに保管しておかなければなりません。
そのため、実家に荷物がないケースは賃貸を始めやすい環境なのです。
 

□まとめ

今回の記事では、実家を賃貸に出すメリットとデメリット、賃貸を検討すべきケースを解説してきました。
メリットとデメリットの両方を加味しながら、最善な選択肢をご検討ください。
当社では、空き家の維持管理に関するご相談を受け付けておりますので、空き家でお悩みの方はぜひ当社にご相談ください。

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