
いざ実家を処分するとなると、どのように処分すべきか分からず不安ですよね。
処分方法を決めたり処分する前に下準備をしたりと、やるべきことは多岐にわたります。
そこで今回は、実家を処分する前の準備や処分方法について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□実家を処分する前にしておく準備とは?
*不用品の処分
実家に残されているもののうち、必要だと思われるものは保管しておき、それ以外は処分するようにしましょう。
不用品の処分方法は、以下の通りです。
・買取に出す
・自治体に回収してもらう
・回収業者に依頼する
また、仏壇と神棚については、処分・移動の際に供養してもらうのを忘れないようにしましょう。
*実家の取得費用がわかる書類を用意する
税額を計算する際、実家の取得費用を把握しておく必要があります。
築年数の古い家の場合は少し大変かもしれませんが、土地の売買契約書や建物の工事請負契約書などを探してみましょう。
仮に実家の取得費用を示す書類が見つからなければ、「売却価格の5%」を取得費用として代用します。
*隣家との境界を確認する
実家を売却する際、隣地との境界線がはっきりしていなければなりません。
具体的には「確定測量図」があるか、土地に境界標が残っているかなどを確認します。
確定測量図がない場合、調査士に確定測量を依頼します。
測量には3ヶ月程度かかるため、前もって確認しておきましょう。

□実家の処分方法は?
続いて、実家の処分方法を説明いたします。
1つ目の処分方法は、不動産仲介での売却です。
買主と売主の間に不動産会社が入り、売却活動をサポートしてくれます。
これが一般的な選択肢かもしれません。
2つ目の処分方法は、不動産買取です。
実家を売却をしようとして不動産会社に相談しても、仲介を断られてしまう物件も中にはあります。
また、不動産会社が仲介したとしても、すぐに売れる物件ばかりではないのが現実です。
このような場合は、不動産買取を検討しましょう。
不動産買取では、不動産会社が物件を直接買取るため、市場に売れ残ることがありません。
仲介より迅速に現金化できるので、出費が重なった方、まとまった現金が早めに欲しい方にもおすすめです。

□まとめ
今回の記事では、実家を処分する前の準備や処分方法について解説してきました。
不用品の処分や書類の準備、境界の確定など、実家の売却前にやるべきことは多くありました。
当社では、お客様のご要望に合わせた不動産売却を提案させていただいておりますので、不動産売却をお考えの方は気軽にご相談ください。