実家の使い道がないからと売りに出したものの、なかなか買い手が現れずに困っている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、実家をなかなか処分できない理由や売却につなげる方法について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□実家を処分できない理由として考えられるものは?
*価値があまり高くない
物件の資産価値は、「土地の価値」と「建物の価値」の2つの要素から判断され、一戸建ての場合は「土地の価値」が重視されることが多いです。
一軒家の場合、土地が使いやすい形状かどうかが、不動産の価値を左右します。
そのため、正方形の土地や道路との接触面積が広い長方形の土地などは需要が高く、売れやすいでしょう。
一方で、いびつな形をした土地は利用方法が限られてしまうため需要も低く、それがなかなか売れない原因になってしまうことも多いです。
*流通しにくい地域にある
例えば、市街化調整区域という名前の区域では原則として家や商業施設が建てられないため、売却価格が低くなってしまいます。
農家のご家庭や築年数が古い家屋の場合、市街化調整区域内に実家が建っているケースも多く、処分が難しいということもあります。
ただ、安価で土地を購入できたり固定資産税の負担が小さいといった理由で、まったく需要がないわけではありません。

□なかなか処分できない実家を売却するには?
ではなかなか処分できない実家の売却を実現するにはどうすれば良いのでしょうか。
1つ目の方法は、「売却価格を下げる」です。
実家をなかなか処分できない場合、建物の老朽化や立地条件の悪さが原因になっていることが多いです。
このような場合、市場価格よりも低い額に売却価格を設定することで売却しやすくなります。
2つ目の方法は、「更地にして売る」です。
建物が老朽化していたり間取りが特殊であったりなどの理由でなかなか売れないケースでは、更地にすることで売却できる可能性が高まります。
更地にすることで、新築を建てるために土地を探している層をターゲットにできるためです。
ただ、解体費用を捻出する必要があることに注意しましょう。
更地にすることで得られるメリットとデメリットを天秤にかけたうえで、じっくり検討しましょう。

□まとめ
今回の記事では、実家をなかなか処分できない理由や売却につなげる方法について解説してきました。
ご紹介した内容をもとに、実家売却の実現を目指してください。
当社では、お客様のご要望をもとに空き家の売却や買取を提案させていただいております。
空き家の処分でお悩みの方は気軽にご相談ください。