
結婚や転勤などに伴い、住み替えを考える方も多いかと思います。
いざ住み替えを考え出すと、どのような点に注意しなければならないのかと不安になってくるものです。
そこで今回は、住み替えの注意点についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□住み替えのときに考えられる選択肢
住み替えの方法には、売り先行と買い先行という2種類の方法があります。
売却と購入のラグがない状態が理想ですが、タイミングを合わせるのは困難であるためいずれかを先に行うことになります。
*売り先行
売り先行とは、今住んでいる家を先に売ってから新居を購入する方法です。
売り先行のメリットは、住み替えの費用を確保できるため資金計画の目処がたちやすいことです。
売却価格が購入前に明確になるため、無理のない範囲で新居を購入できます。
しかし、引き渡しまでに新居を購入していないと空白の期間が発生し、仮住まいを用意しなければならない場合があることに注意しましょう。
*買い先行
買い先行とは、新居の購入を済ませてから今の住まいを売る方法です。
買い先行のメリットは、新居探しに十分な時間をあてられる点です。
家に住みながら新居を探せるため、仮住まいを準備する必要もありません。
しかし、買い先行となると一時的にマイホームを2つ所有するタイミングがあるため、二重ローンになる可能性があります。
□住み替えの注意点
住み替える人の年代は、30代から40代、もしくはそれ以上の人が多く該当すると考えられます。
住み替えを機に新たにローンは組めますが、返済期間は慎重に設定するようにしましょう。
定年後の収入を考えると、返済期間を35年や30年に設定するのはややリスクがあります。
住み替えを機にする借り入れは、これまでのローンの返済期間より極力延びないように組むことがポイントです。
また、なかなか売れないことも起こりうるのが不動産売却です。
ローン残債が残っている場合になかなか売れない状態が続くと、今の家を早く売りたいという心理が働いて売却価格を下げることにつながります。
このことを踏まえると、買い先行は住み替え資金に余裕があり、新居選びにしっかり時間を割きたい方に向いた住み替え方法です。

□まとめ
今回は、住み替えの注意点について解説いたしました。
住み替え資金に余裕があるか、新居選びがどこまで進められているかなどを考慮したうえで住み替えの方法を考えるようにしましょう。
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