今回はもみじ銀行の住宅ローンについてお話ししたいと思います。もみじ銀行は山口フィナンシャルグループの一員であり、山口銀行と同一内容の住宅ローン構成になっています。特徴的な事は、最近様々な住宅ローンに「がん保険・三大疾病保険・八大疾病保険付き」の商品が出ている事です。
住宅購入する際に皆さんが考える大きな問題として、「万が一自分が病気で死んでしまったら、残された家族が路頭に迷ってしまう」とか、「重い脳卒中やがんを患い、手術をしても寝たきりになってしまったらどうしよう」などと言う切迫した問題があります。これはお客様がご高齢になるにつれ、次第に顕在化して行き、場合によっては団体信用生命保険への加入を断られるなど、お客様にとっては年齢とともに住宅ローンを使って住宅を購入するハードルが高くなって行きます。
この「がん保険・3大疾病保険・８大疾病保険付き」住宅ローンは、比較的働き盛りの30代・40代の方向けに、通常の団体信用生命保険（団信）とは別に、万が一の場合に備えてお客様が任意に加入（がん保険を除く）するものです。加入するにはそれぞれ通常金利＋0.1％から0.2％（場合によってはそれより高い金利の場合あり）が必要ですが、将来に対する安心を買うという事なので、そこは通常の同じ種類の保険に加入した場合の保険料と比較して、加入するかどうかをご検討されたら良いと思います。
これらの保険は所定の疾病状態になった場合に住宅ローンの残債が0円になるので、主たる債務者が万が一の状態になった時でもお客様の住宅ローン借入に対する不安がかなり軽減されるお得な保険です。通常の保険商品と比較してもお得な理由として、最大の理由は「住宅ローンとセットでしか加入出来ない保険商品」だという事です。各銀行も預金者獲得の為に、日々様々な金融商品と取り扱っていますが、その中でも高額な借入をしてもらえる住宅ローンは金融機関にとってドル箱商品です。ですから各金融機関は、多少利幅を削ってでも住宅ローン商品の魅力UPを目指して商品開発をしているのです。
もみじ銀行の住宅ローン金利・借入方式は詳細をご覧頂ければと思いますが、リバースモーゲージに対応した住宅ローンや、UJIターン専用の住宅ローンなど、バラエティに富んだ商品構成になっています。住宅ローンをご検討されている皆様は比較検討の一つとして良い住宅ローンではないでしょうか。
