こんにちは。今回は私がお客様から依頼を受けた住宅の査定をする時に、いつも心している事をお話ししたいと思います。
これはホームページの中にも掲載されているのですが、私は毎回の査定時にまず「お客様の話を良く聞き、お客様が現在置かれている状況を理解し、お客様の立場に立って住宅査定に入る」という事を大切にしています。もちろん住宅査定ですから、その立地や環境、土地建物の現況、公共交通機関からの距離など、プラスマイナスのポイントを重視しつつ、それでもそのお客様が今まで愛着を持って過ごされた時間というものも大切にお聞きしてから査定を実施しています。
お客様にとって、どの様な理由があるにせよ「大切な我が家を売りに出す事」はどこか寂しくつらい何かが心に残るものです。中には家という物に愛着が無く、早く別の家を購入、または引越しする為に現金化したいお客様もいらっしゃいますが、若い頃に購入して家族と喜怒哀楽の時間を過ごした愛着ある土地と家をどうしても手放さなければならないお客様もいらっしゃいますので、私はその様なお客様と価格査定の話をする前に、色々と世間話をしながらお客様の現在状況を把握する様に努めています。
そして最終的にお客様がお住いの家をどうしたいのか、売りたいのか、賃貸に出した方が良いのか、県外に転勤するなら毎月の管理をして差し上げる提案の方が良いのかを考え、最善のご提案をさせて頂く様にしています。
中には住宅ローンが払えない状況になっているお客様からのご相談もあり、その様なお客様には裁判所から「競売」という最悪の法的手続きを取られる前に任意売却という手段がある事をお知らせしています。不動産競売ではお客様に多額の債務が残り、「自己破産」の確率がかなり高くなります。こういうご相談の割合は、全体のご相談数からすればまだ少ないですが、それでも確実に有りますので、弊社では弁護士等の専門家と相談し、お客様にとって最善の手段を講じる事が出来る様に動いております。
この様に、お客様からのご相談内容は空き家管理から住宅の価格査定、任意売却の依頼に至るまで多岐に亘ります。私は担当者としてその全ての内容を十分に理解し、お客様の立場に立ったご提案を心がけています。ご相談内容はどんな事でもOKですので、どうぞお気軽にサンワコーポレーションまでご連絡下さいませ。