こんにちは、脇坂です。今日は先日ご依頼を受けた広島市安佐南区長束方面の中古一戸建査定に行ってきました。ご依頼者は家を買い替えたので、元々住んでいた住宅を売りたいとの事でしたので、今回の査定となりました。
方面としては安佐南区長束の山の上の古い団地でしたので、そこの販売事例を見ながら、実物査定をしました。実際に現地を査定しましたが、築年数が40年以上経過しており、本体を解体した方が土地の価値として良くなります。そういう事もトータルで検討した上で、今回は買取として難しいという結論になりました。
実際にこの様な事例は他にも多くありますので、査定結果を聞かれた持ち主様が今後この家を売りに出されるのか、それとも安い価格で良いから買って欲しいと言われるのかは分かりません。私も査定した責任が有りますので、仲介にしろ売買にしろ、その様なご依頼を再度受けた場合には全力で対応したいと思っています。
ひと昔前は都心部に昼間人が集中し、夜になると周辺部のベッドタウンに帰って行くというドーナツ化現象が首都圏のみならず、広島市でも一時起こっていました。しかし最近では高齢化によってそれらの古い団地から人が居なくなりつつあり、築年数の古い中古住宅は相続しても使えないという事例が沢山あります。我々不動産業者はそういった問題にこれからどう対策すれば良いか、真剣に考える必要があります。
その様に真剣に考える中に、新しいビジネスチャンスも発見できるかも知れませんし、私も一生懸命頭を働かせて空き家問題に対する良いアイデアを生み出したいと思っています。
それではまた。