明るい気持ちで(その1)

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明るい気持ちで(その1)

明るい気持ちで(その1)

こんにちは、代表の脇坂です。全国的にコロナウイルスの影響で、様々な産業が甚大な被害を受けていますが、我々不動産業界も売買・仲介を問わず大きな悪影響が出てきています。ことに新築分譲住宅の新規建築確認件数も、昨年度の4月が約380件だったのが、今年度は約40件とおよそ9割減少という悲惨な事になっております。この数字は分譲マンションの着工件数の様に、数10戸から数100戸規模で登録する訳ではないので、分譲・注文住宅を含めた純粋な着工戸数の減少という事が出来ます。本当にこのままでいけば住宅業界を含めて全ての産業が大きなダメージを受けてしまう状況には間違いなく、失業者・自殺者も大幅に増加する事が予想されます。この様な時代を過ごす我々はいったいどの様な対策を行い、この難局を乗り越えるべきなのでしょうか?私も一社長として色々と考えてみました。

明るい気持ちで(その1)

1.新型コロナウイルスの終息次期はいつになるのか

この事は皆さん全員考える事だと思いますが、正直な所は誰にも分らないと言った所でしょう。正確に言えば、「インフルエンザの様にワクチンが開発されれば一応は終息したと見る事が出来る」という事です。しかし、このウイルスは完全に抑え込む事が難しいのではないかとも言われており、現在のインフルエンザウイルスの様に、寒い乾燥した冬の時期に毎年大発生する事が容易に予想されます。また、このウイルスは冬場に発生するだけでなく、夏場にもエアコンの効いた部屋などに不衛生な環境が出来れば容易にクラスターとなる可能性があります。

ゆえに、この新型コロナウイルスが終息するという事はまず考えにくく、毎年発生する風土病の様な形で残るのではないかという予想がされています。

明るい気持ちで(その1)

2.各種業界にとって今回のコロナ禍はどの様に作用するのか?

今回のコロナ禍によって、被害を受けやすい業界と受けにくい業界が分かってきました。被害を受けやすい業界の代表格はやはり飲食業、旅館・ホテル業、旅行代理店業など、お客様を直接接客する業種です。これらの業界に共通するリスクは「直接接触・飛沫による間接接触リスク」です。これらの業界はこの直接(関節)接触を避けて通れない業界なので、接客業態の転換を工夫して行わなければ衰退するリスクが大きいと思います。新型コロナウイルスに対して効果テキメンなワクチンでも開発されない限り、このリスクは今後に向けて続きますので、ワクチン開発は全世界にとって大きな課題となるでしょう。(次回に続く)

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