あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

 みなさま、新年あけましておめでとうございます。代表の脇坂です。

 さて、「令和」という元号も今年から3年目となりますが、この間まで「平成」という元号を使っていた為、私の頭の中にはまだ「平成」という元号の響きが残っています。なぜかと言うと、平成32年5月から令和元年になったのと、令和3年12月にならないと丸3年にならない事から、実際には令和の期間はまだ1年7ヶ月しか経っていないという事になるからです。

 私は自分がその年の初めに立てた目標について、毎日確認するクセがついているので、例えば「平成32年12月までにこの事業を立ち上げるぞ!!」という目標を頭の中で繰り返し復唱するものですから、元号が「令和」に代わっても頭の中の元号が自然と「平成」になっている訳です。

 やっぱり私はまだ「令和」という元号に慣れていないというか、まだ馴染んでいないんですよね。

あけましておめでとうございます

 ですから最近ではどちらかと言うと「令和」という和暦よりも2021年という西暦を比較的多く使っている気がしています。

 私は「自分は和暦と西暦のどちらを多く使っているのかな?」という事を考えた事がある人は、それなりに時間を大切に使っている人だと思っています。だって普通は「令和」と2021年のどちらを重要視して使っているかなんて考える人の方が少ないと思うんですよ。

 「たかが『和暦と西暦のどちらを多用しているのか』という問題を正月からいちいち考えるなんて事はしないよ」という人が大多数だと思いますし、それよりも目の前の仕事に集中する事が大切だというご意見も至極当然でしょう。

 でも、私はあえてこういう「どうでもいい事」を正月から真剣に考える事も大切なんだと考える一人です。それは、こういう「どうでもいい事」=「柔軟な発想」=「創造力を開発する手段」だと考えているからです。

「令和」という時代は「平成」という時代に比べて本当に新しい技術革新(イノベーション)が起こりうる時代です。人類の歴史は過去にさかのぼっても分かる様に、危機の時代にそれを乗り越える為のアイデアを常に編み出してきました。

あけましておめでとうございます

有名なのが蒸気機関の発明による産業革命、電気の発明、現代に至っては原子力の産業利用やインターネットによる情報革命・物流革命など、現代社会に生きる私たちに必要不可欠な技術が発明されてきました。

ですがその全てはほとんどが人類が危機の時代に編み出されたものです。「人類が危機の時代」とは「戦争の時代」という事ですが、いま現在も世界を見回せばどこかで必ず戦争・内紛が発生しているのです。これは本当に同じ人類として悲しく辛い事ではないでしょうか。

 私達はたとえ今日本という国が平和を享受しているとしても、心の中には世界の国々が必ずしも平和でない事を知らなければなりません。最近では世界中で起こっている出来事がリアルタイムでお茶の間に届く様になりました。確かに楽しい映像もたくさん有りますが、中には国同士が紛争を起こしたという話も良く聞きますよね。

 世界は広いとはいえ、この様な紛争が毎日の様に起こっている事もまた現実です。

だからイノベーションについて考える必要があるのか?と思われる人も居るかとは思いますが、私はやはり戦争の時代を駆け抜けるのが技術革新(イノベーション)であるのと同時に、平和を希求する時代を駆け抜けるのもイノベーションなのだと思うのです。みなさんも戦争の為に使う技術よりも、平和の為に編み出した技術の方が1000%有意義だと確信しますよね。

 だから私は冒頭でお話した和暦と西暦の大した事の無い違いでも有意義に考えて行きたい、究極はどんな些細な事でも懸命に考えて行きたいと考えています。令和3年(2021年)は国にとっては新型コロナウイルスへの対策実行・実践と結果に対する反省の年となります。私達もそれぞれに新型コロナへの対策を考え、実践し、結果として無事に危機を乗り越える事が出来たと語り合える年にして行きたいですね。

 新しい考え方や技術革新はおそらく今年から来年の間に劇的に社会に浸透して行きます。また、それは当たり前の事だと思われがちな事ですが、実は裏で大変な技術革新が無いと出来ない事だったりするものです。例えばインターネットがわずか10年あまりで世界の情報の中心になってしまった様に、私達が気付かないうちに世界のスタンダードになっている事でしょう。

あけましておめでとうございます

念頭に当たって、難しい事を言ってしまうのは私の悪いクセですが、今年は弊社にとって新しい挑戦が多く有ります。その事はまたお話する事もあるでしょうが、それではひとまず筆を置きます。

今年もサンワコーポレーション株式会社をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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