住まいの資産価値は時間が経つにつれ、どんどん低下していきます。
特に一戸建ての資産価値の減少スピードは早いと言われています。
そこでこの記事では築20年の家の価値はどれくらいなのか、早めに売った方が良い家の特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□築20年の家の価値はどれくらい?
築20年の家の価値はどれくらいなのでしょうか。
結論から申し上げますと、20年が経つと資産価値はほぼ0になります。
ここでは築10年、築15年、築20年の3つのケースについて解説します。
まずは築10年です。
一戸建ては築年数の経過による資産価値減少のスピードが非常に早く、10年経つと最初のおよそ半分程度まで落ちます。
ただ、一戸建てをどのような建て方をしたかによっても価値の減少スピードが変化します。
また、高いお金をかけてハウスメーカーに依頼した場合は半分まで下がらない可能性が十分にあります。
次は築15年です。
一戸建ての価値は15年経つと、最初の2割程度まで減少します。
ただ、価格は確かに減少しますが、決して売却が失敗するわけではありません。
最後は築20年です。
20年を超えると、一戸建ての価値はほぼ0になります。
木造住宅であれば、資産価値の減少スピードが非常に早いため、立て壊して土地を売却することが多いようです。
□早めに売った方が良い家の特徴とは?
物件の特徴によってはのんびりせずに早めの売却を検討した方が良いケースもあります。
ここでは早めに売却を検討すべき家の特徴を2つご紹介します。
1つ目は過疎化の気配がある地域に建てられている家です。
近くのエリアで売りに出されている中古物件の価格をチェックしてみてください。
過疎化が進んでいる地域では、物件の販売価格が極端に低い傾向にあります。
2つ目は間取りが個性的である家です。
個性的な間取りの物件は買い手が見つかるまでに時間がかかる可能性は高いです。
一般的には普通の間取りの方が売れやすく、個性的な間取りは住む人を選びます。
とはいえ、個性的な物件は市場に出回ることが少なく、買い手のライフプランにマッチすればすぐに契約が決まることもありますので諦めないでくださいね。

□まとめ
家の資産価値を築10年、築15年、築20年の3つのケースに分けて解説しました。
また、どのような特徴の住まいは早めに売った方が良いのか、知っていただけたでしょうか。
今回の記事を参考に、不動産を売却するタイミングを見極めて、売却を成功させてくださいね。