先日の朝に弊社が管理している賃貸マンションの住人から電話があり、「何だろうか?」と思って話を聞いてみると、「お風呂にお湯を貯めようとしたら、赤い水が出てきてしばらくしたら水が止まった」との事でした。その部屋の水道は全て止まったとの事だったので、少し心配になり、他の部屋の住人に念のために電話を入れると、その部屋でも同様の症状が出ていました。
「これはマズイ」と直感した私は、すぐに水道管工事の業者に連絡し、「高置水槽の水が供給されなくなっているので、すぐに揚水ポンプの状態を調べてほしい」とお願いしました。水道工事業者は例年、今から年末にかけて忙しい業者が多くなるので、このまま事態を放っておくと、今晩には水道が使えなくなる世帯がパニック状態になると思い、私は必死で現在空いている水道工事業者を探しました。
何社か当たった所、たまたま以前お付き合いした業者さんが揚水ポンプ工事業者を緊急手配して下さり、13時半頃には工事をスタートして頂く事が出来ました。
そのマンションは築年数が40年以上と古い為、ポンプの改修も2回目です。故障の原因は制御盤の電磁ブレーカが故障してしまった事と、揚水ポンプ自体が動かなくなった事による2重の要因からでした。
揚水ポンプ工事業者さんは、緊急なので、仮のポンプを取り付けて下さり、応急処置をしてもらいましたが、実際に取り付けるポンプは現在のものとは別の仕様になります。まずは住んでいる住人の皆様が日々の当たり前の生活を取り戻す事が出来た事に一安心した一日でした。
さすがに朝から晩まで工事に付き添ったので、私も少し疲れてしまった様です。帰宅してからバタンキューで寝てしまいました。