今回は以前お話した事がある呉市畝原町の中古一戸建リフォームの途中経過についてご報告します。
2月25日現在、建物の外部塗装については完了し、駐車スペースについても、以前古い一戸建が2軒建っていた場所の手前側の小さな家を解体し、新たに重量鉄骨の基礎を作ってから普通車が4台置ける様に改良しました。
そして奥にある注文住宅だった家を大幅にリフォームするという計画で、現在細かなリフォームプランを作成している所です。
これは新たに建造した重量鉄骨造の駐車場スペースです。車が余裕で4台置けるサイズを確保しました。
外壁塗装もしっかりと行い、優しいクリーム調の色合いに仕上げました。
内部リフォームについては3月から工事を実施しますが、弊社のリフォームは下記の2点にこだわっています。
①床下の断熱処理を必ず実施する。
古民家ではこの辺りの工事がおろそかになり、寒い朝などにはとても冷え込みます。
②年数が経っていても、水回りや室内の意匠など、現代的な間取りを取り入れる。
古民家はほとんど和室という家も多く、中には応接間がある程度で、あまり手を掛けずに安い中古物件として売り出しています。しかし、そこに住むのが今の若い世代の入居者の場合、古くて安い中古住宅を見てもあまり良いイメージを持たないのではないでしょうか。
弊社では和室を洋室または和洋室に変更し、フローリング敷の部屋を多く作る様にしています。古民家の利点である広さを十二分に活用し、そこに現代風のデザインを融合させる事で、リフォーム後の住宅を見たお客様が「こんな住宅が欲しかった」と言って頂ける事を目指しています。
畝原町の家は古い家ですが、素晴らしい注文建築の家でした。解体するには本当に勿体ない家でしたので、ここから様々な手を入れていきます。最終的にどの様な家になるかはまた後日ご報告致します。