土地活用相談を受けました

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土地活用相談を受けました

こんにちは、代表の脇坂です。今年ももうクリスマスイブを迎え、私も一足早いクリスマスケーキを奥さん、子供たちと一緒に食べました。なぜ23日だったかと言うと、娘が受験生なもので、24日も塾に行くという事で、私としては「良く勉強するな~」と感心しつつも、クリスマスイブくらいは早く帰ってくればいいのにと思ってしまいました。でも本人が一生懸命なのに親がこうではいけないと思い、イブ前日にケーキを食した次第です。

さて、話は変わりますが、こちらが本題ですのでお話します。先日広島市東区某所の土地活用について土地活用の相談があり、約2時間に亘っていろいろとお話をさせて頂きました。

土地活用相談を受けました

その土地は約400坪から500坪ほどの大きさで、一部の土地(地目は雑種地)には家を建築することが可能です。その他の土地は現在地目が田・畑および山林であり、現在の持ち主が耕作していたのですが、最近亡くなられた為に相続人の全てで耕作する人が居なくなり、毎年の草刈費用もばかにならないというものです。

確かに500坪でも草刈をすれば30万から40万の費用が必要になりますので、現在の所有者からすれば選択肢として考えられるのは2つしかないとの事です。1つ目はその土地を売却してしまうというもの、2つ目はその土地を定期借地権で賃貸し、そこに借主が賃貸マンションを建てて活用するというものです。

土地活用相談を受けました

私は今回のご相談者にとって一番良いのは1つ目と2つ目のどちらなのか、あるいはそれ以外の選択肢が無いのかを試行錯誤しながら実際の土地をGoogleマップで確認し、お答えしました。

結果として一番良い方法は1つ目の売却であるという結論になり、それをお客様にご提案させて頂きました。理由はその土地の5分の4が宅地に不向きな土地であり、北川斜面の傾斜地を含んでいる事、そしてその傾斜に向かって下りの道路(私有地内の私道)がついているのですが、下った先にゆるい傾斜地があるので、そこを造成して平地にしなければ使いにくい土地だという事です。

土地活用相談を受けました

そこに賃貸マンションを建設すればどうかというお話も聞きましたが、現状の土地状況では造成費がかなり必要な為、その様な場所に好んで賃貸マンションを建設するデベロッパーは現状では無いという事もお伝えしました。そのうえであえて購入を検討する業種として、土木建設業者または建築業者であれば、資材置場として現状の土地を購入してくれるのではないかというお話をしましたが、購入希望金額とお客様が希望する売却金額との間には少なからず差が出ると思われ、当社からそういった業者に打診するというお約束をしてご相談を終えました。

結果として今回のご相談はお客様にとって有意義なものになるという類のものではなく弊社の様な不動産コンサルタントに今まで不安に思ってきた思いを全てお話され、それによって少しの安心感を得たという事が第一目的ではなかったかと思っています。それでも当社の不動産コンサルタントが適切なアドバイスを出来たのではないかと思えるのは、お話を終えたお客様の声に多少なりの安堵感を感じたからではないかと思うのです。

当社には毎月全国の広島県出身者から様々な空き家・空き土地の相続コンサルティング相談が入って来ます。その全ての方に適切なアドバイスを送る事は出来ないかもしれませんが、どの様な些細な事でもご相談頂ければ、全力でアドバイスをさせて頂きます。もちろん初回コンサルティング(ご相談)費用は無料ですので、どうぞお気軽にお悩みをご相談下さいませ。

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